ARTIST
中村晃子
1962年、高校在学中に『第2回ミス・エールフランスコンテスト』の準ミスに入選したことがきっかけで、松竹へ入社して銀幕デビュー。そして、1965年に『青い落葉/東京のイブ』でレコードデビューを飾った。
1967年に、当時流行していたグループ・サウンズのサウンドを取り入れた「虹色の湖」がヒットし、同曲で『第19回NHK紅白歌合戦』に出場した。続いて発売されたシングル「砂の十字架」や「Parole Parole」を細川俊之とカバーした「あまい囁き」などがヒットし、アルバム作品ではショパン、シューベルト、ベートーヴェンらの名曲とポップスを融合させた『中村晃子 アタックシューベルト』やヨーロピアンテイスト漂うコンセプトアルバム『AKIKO! -ジェーン・バーキンみたいだね-』をリリースするほか、異国の空気感を纏った独自のスタイルを確立。
「虹色の湖」をはじめとする中村のオリジナル曲やアルバム作品は、アメリカのレーベルからLPが復刻リリースされたり、ヨーロッパのコンピレーションCDに収録されたりするほか日本に留まらず海外でも人気を博している