JA

COLUMN

COLUMN

グルーヴ民謡名盤の配信/サブスク化シリーズ「KING MINYO GROOVE INVASION」第4弾 初デジタル音源化となる12作品が配信開始!

「和モノAtoZ」でつとに有名な世界的DJ "DJ吉沢dynamite.jp"全面監修、選盤、選曲によるKINGグルーヴ民謡名盤の配信/サブスク化シリーズ「KING MINYO GROOVE INVASION」、2025年内最後、第4弾が登場!今回はカタログ密林(ジャングル)のさらに奥に潜んでいたレアグルーヴ民謡作品特集。
全世界の好奇心旺盛な音楽リスナーに向けて「MINYO」がさらに世界制覇を進める!
初デジタル音源化となる12作品をダウンロード/サブスク配信化!

SOUND FUJI 編集部

2025.12.24

___________________

監修者のDJ吉沢dynamite.jpによる本配信企画に寄せたコメントと第1期配信作品紹介はこちら

___________________


プレイリスト『KING MINYO GROOVE INVASION playlist vol.4
selected by DJ吉沢Dynamite.jp

大ヒット中ディスコグラフィ書籍『和モノAtoZ』著作者で有名なビッグネームDJ、”DJ吉沢dynamite.jp”監修、選曲によるKINGグルーヴ民謡名盤のサブスク/配信化シリーズ「KING MINYO GROOVE INVASION」がスタート、プレイリスト第4弾はなんと!最終秘密兵器作品が一挙配信化!
全世界の好奇心旺盛な音楽リスナーに向けて「MINYO」がますます躍動する!
URL: http://lnk.to/kmgi_pl_4

 


▼KING MINYO GROOVE INVASION vol.4 配信作品リンク
https://bio.to/KMGI_vol.4


『KING MINYO GROOVE INVASION vol.4』LINE UP

各作品レビュー: DJ吉沢dynamite.jp

★全作品 初デジタル音源化★
薗田憲一とデキシー・キング『デキシー民謡』(1965年)


日本のディキシーランド・ジャズのパイオニアである薗田憲一とデキシー・キングスが、デキシーランド・ジャズと日本の伝統的な民謡を融合させたクロスオーバー作品。私は「会津磐梯山」をプレイします。
1.花笠音頭 / 2.阿里屋ユンタ / 3.串本節 / 4.佐渡おけさ / 5.会津磐梯山 / 6.五木の子守唄 / 7.ソーラン節 / 8.おてもやん / 9.お江戸日本橋 / 10.木曽節

斎藤英美とファンタスティック・エコー『エレクトーンによる日本民謡集』(1964年)

当時最先端の電子楽器であるエレクトーンを使用した民謡集。エコーやリバーブといった音響効果がどこかスペーシーで独特のムードを醸し出したチルアウト作品。パソドブレのリズムを取り入れた「八木節」、タヒチアン・リズムな「会津磐梯山」、ゆるゆるなスペーシー感が良い「佐渡おけさ」。
1.五木の子守唄 / 2.よさこい節 / 3.小諸馬子唄 / 4.八木節/ 5.黒田節 / 6.会津磐梯山 / 7.ひえつき節 / 8. 木曽節 / 9.ソーラン節/ 10.佐渡おけさ

尾田悟と彼のグループ『テナーの黒田節』(1965年)

テナーサックス奏者の尾田悟と彼のグループによる、1968 年の『フルートによるボサ・ノバ民謡』以前にリリースされた民謡アルバム。緩やかなロックンロール・スウィング「斎太郎節」、ボサノヴァな「東京節」、ドドンパ風ツイスト「ソーラン節」、 反復するリフがネタ感のある「関の五本松」など。イージーリスニングな民謡ジャズが目白押し。
1.黒田節(福岡県民謡) / 2.斎太郎節(宮城県民謡) / 3.東京節(東京都民謡) / 4.磯節(茨城県民謡) / 5.田原坂(熊本県民謡) / 6.よさこい節(高知県民謡) / 7.ソーラン節(北海道民謡) / 8.眞室川音頭(山形県民謡) / 9. ドンパン節(秋田県民謡) / 10.関の五本松(島根県民謡) / 11.常磐炭坑節(茨城県民謡) / 12.ストトン節

ロス・インディオス『インディアン・ハープによる日本の郷愁』(1966年)

ムード歌謡のグループとして知られるロス・インディオスによる異色のインスト・アルバム。南米の民族楽器であるアルパ(インディアン・ハープ)を主役に、日本の童謡や唱歌、民謡を演奏。バイヨン調の「花」、インディアン・ハープをお琴の感じで演奏したラテンな「お江戸日本橋」など。インディアン・ハープの名手、本間信をフィーチャーした、ロス・インディオスによる異文化の音色で日本の情緒を味わう和製イージーリスニングの隠れた名盤。
1.城ヶ島の雨 / 2.中国地方の子守唄 / 3.宵待草 / 4.叱られて / 5.花 / 6.さくら さくら / 7.荒城の月 / 8.出船 / 9.お江戸日本橋 / 10.通りゃんせ / 11.赤とんぼ / 12.七つの子

小野崎孝輔とニュー・サウンズ・オーケストラ『日本のしらべ』(1966年)

作曲家・編曲家として多岐にわたる活躍をした小野崎孝輔による、日本の伝統的なメロディをビッグバンド・ジャズやゴージャスなイージーリスニングの枠組みで再構築。ポンポン船の音から始まるサンバな「ソーラン節」、虫の泣き声から始まるマンボ な「宵待草」。なかでも、アフロキューバンのリズムに2小節ずつ左右からのドラム・ソロ合戦となる「会津磐梯山」、大木が右から左へ切り倒されていく効果音からボサノヴァのリズムで始まる「木曽節」が特に良い。曲の入り口に効果音を配したステレオ効果が楽しめる、ステレオ・デモンストレーション・アルバム。
1.串本節 / 2.五木の子守唄 / 3.かなりや / 4.出船 / 5.ソーラン節 / 6.宵待草 / 7.ずいずいずっころばし / 8.叱られて / 9.会津磐梯山 / 10.汽車ぽっぽ / 11.浜辺の歌 / 12.木曽節 / 13.森の小人 / 14.子守唄

二宮ゆき子『二宮ゆき子の宴会ソング』(1967年)

民謡や俗曲をアレンジした、お座敷歌/替え歌/コミックソング/手拍子歌など”宴会ソング”がコンセプトのアルバム。スウィンギン・ジャズ調の「さのさ」「デカンショ」「ズンドコ節」。ボサノヴァな「新土佐節」。スカと相性が良さそうな下ネタ?スウィング「炭坑節」。インストの「草津節」など。陽気でコミカルな和モノ・グルーヴ が堪能出来ます。
1.ノーエ節 / 2.ツーレロ節 / 3.かぞえうた / 4.さのさ / 5.まっくろけ節 / 6.軍隊小唄 / 7.ダンチョネ節 / 8.デカンショ / 9.新土佐節 / 10.酋長の娘 / 11.ズンドコ節 / 12.炭坑節 / 13.草津節 / 14.まつのき小唄

ペギー葉山『ふるさと 西日本篇』(1972年)

西日本の代表的な民謡や郷土歌が選曲され当時LP2枚組でリリース。編曲家は小川寛興(ひろおき)、藤家虹二(ふじか こうじ)、岩河三郎ほか、演奏はレオン・オールスターズ。数曲コーラスでボニージャックスが参加。ドラムも入るファンキーな「串本節」「オーシャリ節」「貝殻節」「のんのこ節」「鹿児島小原節」のアレンジは小川寛興。一方、ジャジーな「宮津節」「安来節」「阿波踊り」のアレンジは藤家虹二と、ちゃんと住み分けが出来たお二方のアレンジが特に素晴らしく、非常にカッコいいモダン民謡に仕上がってます。
1.串本節(和歌山県) / 2.桑名の殿様(三重県) / 3.大津絵(滋賀県) / 4.宮津節(京都府) / 5.鎌倉節(奈良県) / 6.天満の子守唄(大阪府) / 7.下津井節(岡山県) / 8.音戸の船唄(広島県) / 9.オーシャリ節(山口県) / 10.貝殻節(鳥取県)  / 11.安来節(島根県) / 12.デカンショ節(兵庫県) / 13.よさこい節(高知県) / 14.阿波おどり(徳島県) / 15.金毘羅船々(香川県) / 16.伊予節(愛媛県) / 17.宇目の唄げんか(大分県) / 18.黒田節(福岡県) / 19.島原地方の子守唄(長崎県) / 20.のんのこ節(佐賀県) / 21.おてもやん(熊本県) / 22.ひえつき節(宮崎県) / 23.鹿児島小原節(鹿児島県) / 24.ちんさぐの花(沖縄県)

ペギー葉山『ふるさと 東日本篇』(1972年)

前作『西日本篇』と対をなす形で同時期にリリースされた”ふるさと”シリーズ第2弾は東日本篇。前作同様に「木やりくずし」「ちゃっきり節」「秩父音頭」「日光和楽踊り」「紅花摘唄」など、ファンクサイドのアレンジは小川寛興。「お江戸日本橋」「木曽節」「銚子大漁節」など、ジャズやラテンなアレンジは藤家虹二。そして拍子木のような音色とマリンバがリズムを取る「会津磐梯山」とヴォーカルショップがコーラスで参加する「ソーラン節」のアレンジは岩河三郎となっている。『西日本篇』同様、洗練されたモダン民謡が展開されており、こちらも非常にカッコいいです。
1.木やりくずし(東京都) / 2.お江戸日本橋(東京都) / 3.ダンチョネ節(神奈川県) / 4.ちゃっきり節(静岡県) / 5.武田節(山梨県) / 6.岡崎の子守唄(愛知県) / 7.木曽節(長野県) / 8.郡上節(岐阜県) / 9.三国節(福井県) / 10.山中節(石川県) / 11.こきりこ節(富山県) / 12.相川音頭(新潟県) / 13.秩父音頭(埼玉県) / 14.銚子大漁節(千葉県) / 15.常磐炭坑節(茨城県) / 16.日光和楽踊り(栃木県) / 17.草津湯もみ唄(群馬県) / 18.会津磐梯山(福島県) / 19.さんさ時雨(宮城県) / 20.紅花摘唄(山形県) / 21.おこさ節(秋田県) / 22.南部牛追唄(岩手県) / 23.十三の砂山(青森県) / 24.ソーラン節(北海道)

梅若クニコ『バイバイ!狂育ママ/秋田荷方節』(1980年)

「日本民謡梅若岐阜会の総師」として民謡普及に尽力する一方で、「一流精密機械メーカーの部品用機械を扱う鉄工所の女社長」という異色の経歴の持ち主。ラップ歌謡的な「バイバイ!狂育ママ」も良いが、本企画として外せないのが和モノDJに人気のB面「秋田荷方節」。インドで現地録音されたタブラと三味線が打ち乱れるインスト曲が強烈過ぎる企画盤。
1.バイバイ!狂育ママ / 2.秋田荷方節(秋田県民謡)

ボニージャックス/菊川迪夫指揮、コンセール・ロマンティカ『コーラスとオーケストラで綴る 日本の民謡』(1964年)

コーラスグループであるボニージャックスと、指揮者の菊川迪夫(みちお)、そしてコンセール・ロマンティカがコラボした四部合唱(コーラス)とクラシカルな大編成オーケストラによるアルバム。チャチャチャ~サンバに変化する「木曽節」。コーラスワークとオーケストラル・ジャズなアレンジがクールな「ソーラン節」と「伊那節」がオススメ。
1.木曾節 / 2.斉太郎節 / 3.会津磐梯山 / 4.南部牛追唄 / 5.ソーラン節 / 6.島原地方の子守唄 / 7.串本節 / 8.よさこい節 / 9.ひえつき節 / 10.佐渡おけさ / 11.伊那節 / 12.五木の子守唄

コンセール・ロマンティカ『日本の幻想』(1964年)

前述の第1集『コーラスとオーケストラで綴る 日本の民謡』に次ぐ第2集となる本作は「日本の歌曲・童謡の中から特にムーディーなもの・・・」をセレクトしたそうで、ストリングスを中心としたクラシカルなムード音楽作品である。
1.城ヶ島の雨 / 2.宵待草 / 3.真白き富士の根 / 4.浜辺の歌 / 5.北上夜曲 / 6.かなりや / 7.荒城の月 / 8.雪の降る町を / 9.北帰行 / 10.出船 / 11.夏の思い出 / 12.叱られて

コンセール・ロマンティカ『日本の郷愁』(1965年)

コンセール・ロマンティカの一連のアルバム第4集にあたる本作は、1・2集に引き続き日本の音楽(古謡/民謡)からのセレクトで、クラシック、ジャズ、ラテンの要素が詰まった大編成オーケストラ・サウンド。「お江戸日本橋」「金毘羅船々」「かぞえ唄」「通りゃんせ」「茶つみ」などは、それらの要素が詰まったリズミカルでイージーリスニングなミキシングとなっている。
1.お江戸日本橋 / 2.金毘羅船々 / 3.花 / 4.かぞえ唄 /  5.茶つみ唄 / 6.越天楽 / 7.箱根八里 / 8.通りゃんせ / 9.茶つみ / 10.田植唄 / 11.浜千鳥 / 12.さくら さくら

BACK TO LIST