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今あの“スニーキーサウンド”が甦る!80年代に彗星の如く現れたロックバンド“ネバーランド”、キングレコード在籍時の作品を2024.10.9全世界配信開始!
「こどもからおとなまで幅広く気軽に聴けるスニーカー感覚のロックサウンド」を意味する「スニーキーサウンド」をコンセプトに掲げ、1982年5月にシングル「あした色のスニーカー」でキングレコードよりデビュー。その後、順調に作品リリース、ライヴツアーを積み重ね、着実に人気を獲得していった。
SOUND FUJI 編集部
2024.10.9
キングレコード在籍時にリリースされたネバーランドのシングル&アルバムを2024年10月9日に待望の全世界配信開始。40年以上の時を経て遂に初めて配信化される貴重な音源の数々。ネバーランドの代表曲は勿論、ヴォーカリスト貴智明のソロ作品も網羅したラインナップは、サブスク解放を待ち侘びていた往年のファンだけでなく、全ての音楽リスナーにとっても要注目だろう。
TVアニメ『サイコアーマー ゴーバリアン』の主題歌となったネバーランド4thシングル『孤独の旅路~LONELY JOURNEY~/ララバイ』と同挿入歌の貴智明『It’s LOVE~それは愛~/夕陽の想い』はTVアニメ『サイコアーマー ゴーバリアン』のサウンドトラック『サイコアーマー ゴーバリアン BGM集』と共に翌週の2024年10月16日配信予定なので乞うご期待。
今回の配信企画にあたり、ネバーランドの中心メンバーである井上俊次からのコメントも到着。
また、井上俊次が厳選セレクトしたネバーランド代表曲をまとめたプレイリスト『NEVERLANDing HISTORY selected by Shunji Inoue』を公開。ネバーランド初心者から往年のファンまで楽しめる、まさにネバーランドのベスト盤とも云える選曲なので、じっくりと聴き尽くしてほしい。
<“ネバーランド“井上俊次からのコメント>
NEVERLANDのキーボードを担当しておりました井上俊次です。
キングレコードさんからNEVERLANDのデジタル配信が行われるとのご連絡をいただき、大変喜んでおります!
NEVERLANDが活動していた1980年代はアナログレコードの時代で、メンバーも当時の音源を聴くことが困難になっていました。
僕たちの青春を費やし、何日間もかけてスタジオでレコーディングした音源を高音質で新たに聴くことが出来、感激しています。
僕の20代はNEVERLANDと共に音楽に没頭していた楽しい思い出です!
我々は活動しておりませんが、EVERLANDという後輩のNEVERLANDのコピーバンドが毎年ライブを行なっております。楽しそうなイベントなので是非ご参加ください(笑)
そして今回のデジタル配信、どうぞお楽しみください!
井上俊次
【配信作品紹介】
<アルバム>
『TICKET TO ISLAND/NEVERLAND 1ST』 1982年8月21日発売
収録曲:1.TICKET TO ISLAND/2.LET’S MAKE A LOVE/3.ドライ・フラワー/4.あした色のスニーカー(アルバム・ヴァージョン)/5.海岸通り/6.FLY HIGH/7.IN THE LONELY NIGHT/8.JOJI/9.このままずっと/10.FOREVER
『MESSAGE FROM ISLAND/NEVERLAND Ⅱ』 1983年4月21日発売
収録曲:1.メッセージ/2.アウトサイダー/3.ラスト・チャンス/4.スタンド・アップ・ボーイ!/5.ナラタージュ/6.フェスティバル・ファンタジー/7.24時間ねむらせて・・・/8.サマー・ウィンド/9.シューティング・スター/10.ビリーブ!マイ・ラブ
『LANDING ON ISLAND/NEVERLAND 3rd』 1983年12月21日発売
収録曲:1.Person To Person/2.Once Again/3.気紛れNight Walker/4.NAMIDAの数だけ/5.Bad Generation/6.Just For You/7.堕天使達のメロディー/8.Hot Movin’/9.Dancing Doll/10.Sail Away
『MOTION/NEVERLAND 4』 1984年6月21日発売
収録曲:1.MIRACLE MOTION/2.MOSCOW MULU/3.MANHATTAN’S GLOW/4.MUSICIAN/5.MADOROMI/6.MAN AND BOY/7.MINDLESS/8.MISCAST/9.MASQUERADER/10.MARINA DELREY/11.MUSICIAN(INST)
『INSIDE TOUCH』 1985年4月21日発売
収録曲:1.Lady Maneater/2モノクローム./3.Mannish Woman/4.Illumination Blue/5.虹 tradition/6.PARIS at 16/7.無口なポエテス/8.Double Cross/9.Shyness Madonna
<ライヴ・アルバム>
『Welcome To Our NEVERLAND~ネバーランド・ライブ・イン・厚生年金会館~』 1983年7月21日発売
収録曲:1.24時間ねむらせて・・・/2.あした色のスニーカー/3.夕暮れの街角/4.孤独の旅路~LONELY JOURNEY~/5.YOU ARE BREAKING MY HEART/6.WELCOME TO OUR NEVERLAND/7.スフィンクス/8.FREEDOM/9.このままずっと/10. SHALL WE DANCE!
<ミニ・アルバム>
『I LOVE EXCITING MINI』 1984年12月5日発売
収録曲:1.マニキュア/2.24時間ねむらせて・・・/3.MUSICIAN/4.Person To Person(LIVE)/5.ドライ・フラワー(LIVE)/6.フェスティバル・ファンタジー(LIVE)
<シングル>
『あした色のスニーカー/FREEDOM』 1982年5月21日発売
収録曲:1.あした色のスニーカー/2.FREEDOM
『スフィンクス/Shall We Dance!』 1982年10月21日発売
収録曲:1.スフィンクス/2.Shall We Dance!
『24時間ねむらせて・・・/Love Song For You』 1983年1月21日発売
収録曲:1.24時間ねむらせて・・・/2.Love Song For You
『September Blues/彼女はセンセーション』 1983年10月5日発売
収録曲:1.September Blues/2.彼女はセンセーション
『マニキュア/Don’t Change』 1984年10月21日発売
収録曲:1.マニキュア/2.Don’t Change
貴 智明『Broken Heartに焼きつけて/うつむくだけのFall in Love』 1985年12月21日発売
収録曲:1.Broken Heartに焼きつけて/2.うつむくだけのFall in Love
【プレイリスト情報】
『NEVERLANDing HISTORY selected by Shunji Inoue』
80年代に彗星の如く現れたロックバンド“ネバーランド”の代表曲をメンバー井上俊次が厳選セレクト。AORやメロディアス・ハードなどのテイストを巧みに取り入れたキャッチーな“スニーキーサウンド”が今甦る!
【PROFILE】
ネバーランド NEVERLAND
貴 智明 Tomoaki Taka (Vocal)
阿部 たくみ Takumi Abe (Guitar)
田中 宏幸 Hiroyuki Tanaka (Bass)
井上 俊次 Shunji Inoue (Keyboards)
和田 眞人 Masato Wada (Drums)
アイドルグループからロックバンドへと変貌を遂げ、人気絶頂期の1981年に解散した“レイジー”のメンバーはそれぞれの道を歩むことになる。影山ヒロノブはソロへ転向、高崎晃と樋口宗孝はヘヴィ・メタル・バンド“ラウドネス”を始動。そして、同年、井上俊次(Key)と田中宏幸(B)を中心に元SOPHIAの貴智明(Vo)、元DUOの阿部たくみ(G)、元MAKE-UPの和田眞人(D)の5人でロックバンド“ネバーランド”を結成。「こどもからおとなまで幅広く気軽に聴けるスニーカー感覚のロックサウンド」を意味する「スニーキーサウンド」をコンセプトに据えて、AORやメロディアス・ハードなどのテイストを巧みに取り入れたPOPでキャッチーなサウンドを展開。1982年5月にシングル「あした色のスニーカー」でキングレコードよりデビュー。8月に1stアルバム『TICKET TO ISLAND』を発表。1983年4月に2nd『MESSAGE FROM ISLAND』、7月にデビュー1周年記念LIVEをレコーディングした『Welcome To Our NEVERLAND~ネバーランド・ライブ・イン・厚生年金会館~』、12月に“アイランド三部作”の最終作となる3rd『LANDING ON ISLAND』と順調にアルバムをリリース。同年7月に発売された4thシングル『孤独の旅路~LONELY JOURNEY~/ララバイ』はTVアニメ『サイコアーマー ゴーバリアン』の主題歌としても話題をさらった。1984年6月に4thアルバム『MOTION』、1985年4月に5thアルバム『INSIDE TOUCH』を発売後、レーベルをポリドールに移籍、二代目ドラマーに田村重治を迎え、『上機嫌-RUN・RUN・RUN』(1986年)、『NEVERLANDing』(1987年)とアルバムを継続的にリリースするも、1990年に解散を発表、『THE LAST NIGHT-Final Live』(1990年)が最後の作品となった。