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エノケン生誕120年!浅草オペラ含む榎本健一関連作品5作品がサブスク解禁

SOUND FUJI 編集部

2025.7.30

”日本の喜劇王”と呼ばれ、「エノケン」の愛称で親しまれた喜劇役者 榎本健一がキングレコードよりリリースした5作の関連作品がダウンロード/サブスク配信が開始となる。

榎本健一は、1912年に根岸大歌劇団の拠点であった浅草の金龍館にて初舞台を踏み、浅草オペラの世界で数々の劇団を経て一躍注目されると、わずか数年で、座員150名、オーケストラ25名を擁する日本一大きな劇団「ピエル・ブリヤント(エノケン一座)」の座長となる。浅草の舞台から東京の歓楽街・有楽町へと進出した後に数々の喜劇映画にも出演し、エノケンの名は全国区の人気を誇った。晩年は、病魔に襲われながらも、時代の移り変わりとともにテレビの世界へ活動の幅を広げ、”日本の喜劇王”として大人のみならず子供までも楽しませた名俳優。

喜劇俳優であると同時に、浅草オペラやミュージカル調の喜劇映画などで磨かれたスキルは音楽の世界でも発揮され、日本の楽曲とはかけ離れたリズムの洋楽曲などをユニークな歌詞とコミカルな歌い方で数多くの楽曲を録音している。

昨年から今年にかけて「エノケン生誕120年」として、榎本健一に関する映画の特集上映や舞台の上演など続々と企画されている中、キングレコードでは1963年から1970年に発売された5作品を配信化。

日本テレビ系ドラマ『おじいちゃまハイ』の主題歌や、浅草オペラの名曲をステレオ録音した『懐かしの浅草オペラ』の2作品、冗談音楽で知られる作曲家 三木鶏郎と榎本健一に共通するコミカルでポップなセンスが融合した『これが自由というものか エノケン・トリメロを歌う』、榎本健一の逝去後に発売された『エノケン芸道一代』など、晩年期に発売された作品群となるものの喜劇王エノケンを一望できる作品が揃う。

是非とも、この機会に榎本健一の音楽面の魅力も堪能していただきたい。


【配信作品紹介】

<シングル>
おじいちゃまハイ/出かけて出あって』(1963年発売)

収録曲:
1.おじいちゃまハイ
2.出かけて出あって

<アルバム>
懐かしの浅草オペラ』(1964年発売)

収録曲:
1.「天国と地獄」序曲
2.ベアトリ姉ちゃん
3.恋はやさし
4.わしゃ貴族だよ
5.おてくさんと木座野
6.コロッケの唄
7.み寺の壁には
8.こわいぞおばけじゃない
9.波をけり
10.りんごの唄
11.ブンブン
12.剣の唄
13.グルグルベー
14.「天国と地獄」 終曲

懐かしの浅草オペラ vol.2』(1965年発売)

収録曲:
1.岩にもたれた
2.医者の唄
3.恋の為に
4.桶屋の唄
5.トスカーナの二重唱
6.海軍大臣の唄
7.連隊の唄
8.大勝利の唄
9.ノルマンディの鐘の由来
10.道化の唄
11.海の唄
12.わたしゃ公爵の
13.雇人市場の合唱
14.鬼の下僕の唄
15.狩の唄-13番目の唄-馬のガロップ

これが自由というものか エノケン・トリメロを歌う』(1967年発売)

収録曲:
1.僕は特急の機関士で
2.これが自由というものか
3.別れ来る
4.ピン・ポン・パン
5.選挙くせものこわいもの
6.風速50米
7.サン サン サン
8.無茶坊弁慶
9.がまの油をちょいとつけりゃ
10.チンチロリン
11.チョンボ・マンボ
12.風邪ひきハクション
13.お風呂は
14.旅のゆくては

エノケン芸道一代』(1970年発売)

収録曲:
1.「天国と地獄」序曲
2.ベアトリ姉ちゃん
3.わしゃ貴族だよ
4.桶屋の唄
5.ブンブン
6.海軍大臣の唄
7.13番目の唄
8.新どんどん節
9.スカラー・ソング
10.パイのパイ節(東京節)
11.洒落男
12.エノケンのダイナ
13.月光価千金
14.私の青空
15.大道役者
16.武勇伝
17.恋のなれそめ
18.だって逢わずにゃいられない
19.惚れた男が親殺し
20.ナムアミダブツ
21.おくみちゃんとのデュエット
22.幽霊の歌-高砂や
23.からくりの口上
24.与力とのやりとり
25.無茶坊弁慶
26.チョンボ・マンボ
27.ピン・ポン・パン

ARTIST

  • 榎本健一

    KENICHI ENOMOTO

  • 楠トシエ

    TOSHIE KUSUNOKI

  • 友竹正則

    MASANORI TOMOTAKE

  • ダークダックス

    DARK DUCKS

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