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仲宗根美樹、アーカイブ配信第2弾 シングル40作品、アルバム9作品が配信開始!
SOUND FUJI 編集部
2025.2.21
昨年2月24日に肺がんで逝去した歌手・仲宗根美樹が、1965年以降に発売したシングル40作品、アルバム9作品が各配信サイトにて配信開始となった。
昨年12月にシングル49作品を配信した第1弾に続く、第2弾配信となる。
仲宗根美樹は、1961年に日本テレビ『東京物語』に出演し、同番組の挿入歌「愛に生きる」でキングレコードから歌手デビュー。同年発売のシングル「川は流れる」が100万枚を超える大ヒットとなり、第3回日本レコード大賞新人奨励賞を受賞。さらに同曲で第13回NHK紅白歌合戦に初出場し、紅組のトップバッターを務めた。紅白には1967年まで5回出場している。
また、両親が沖縄県出身ということもあり、「島育ち」「奄美恋しや」など沖縄ソングをヒットさせ、沖縄シンガーの元祖としての地位を確立。
先日、『第66回輝く!日本レコード大賞』の「特別功労賞」に選出されたことも発表された。
宮間利之&ニュー・ハードやテナー・サックス奏者の尾田悟らとの共演など魅力的なタイトルや楽曲が並ぶ中、今回の配信作品で注目すべきは、沖縄返還協定が調印された1971年に発売となった『沖縄は帰って来た』。沖縄らしさを残しながらも現代的なアレンジで演奏される沖縄民謡の数々を、沖縄出身の歌手である仲宗根美樹が歌唱。また、コーラスにはベイビーブラザーズ(後のフィンガー5)も参加し、アルバムの最後は仲宗根美樹の代表曲「川は流れる」を沖縄の方言で歌われたバージョンが飾るといった沖縄シンガーの歴史における記念碑的な作品である。
▼配信はこちら
https://mikinakasone.lnk.to/Streaming.DL
【配信作品紹介】
<シングル>
『ワン・レニー・ナイト・イン・トウキョウ/夏の日の想い出 』(1965年2月1日)
『エーデルワイス/わたしの好きなもの/16才から17才へ 』(1965年2月20日)
『花の乙女たち/この空と歌おう』(1965年3月1日)
『グッバイ/大空は私の心 』(1965年4月1日)
『月の夜の初恋/キッスはダメ』(1965年4月1日)
『越後の子守唄/岳の新太郎さん』(1965年4月10日)
『明日を抱きしめよう/谷間の鐘』(1965年6月1日)
『大阪むすめ/海は満つることなし』(1965年7月10日)
『あらゆり小唄/農村小唄』(1965年10月1日)
『島は夕焼け/6時のバス』(1965年10月1日)
『海と野菊と船頭さん/太陽の恋』 (1965年12月1日)
『とても悪くて好きなやつ/女の横顔』(1966年1月10日)
『源平出世マーチ/ホップ畑の白い道』(1966年3月1日)
『泣いちゃいけない/いつもそばにいて』(1966年4月1日)
『愛をこめて/君は流れ星』(1966年6月1日)
『亜矢子の湖/片恋』(1966年10月1日)
『私のふるさと/風は知らない』(1966年10月1日)
『あしたへの橋/君の呼び声』(1967年1月10日)
『流れの女/酒場エレジー』(1967年2月10日)
『恋しくて/グッドナイト・キッス』(1967年3月20日)
『すきすき涙/遠いあなた』(1967年8月1日)
『聞かせてほしい/星かげの湖』(1967年10月1日)
『ひとすじの涙/秘密』(1968年1月10日)
『海の見えるとこまで/あなたのために』(1968年6月1日)
『夜の熱帯魚/バラのためいき』(1968年8月10日)
『ワルシャワの恋/ためいき』(1969年1月10日)
『銀座みゆき通り/哀愁のナイト・スポット』 (1969年4月1日)
『平戸慕情/たそがれの祈り』(1969年8月1日)
『愛にふるえて/恋のみなしご』(1970年1月15日)
『川は流れる/雨の花園』(1970年2月20日)
『たそがれの雨/愛こそいのち』(1970年4月20日)
『振り向いて何が倖せ/青い海は恋のふるさと』(1970年8月20日)
『ロマーナ/エデンの海』(1970年9月20日)
『しあわせの限界/復活』(1971年1月15日)
『誰かが灯りを/洒落た関係』(1971年5月1日)
『川は流れる/夜明けに歌う子守唄』(1971年8月20日)
『愛の灯を永遠に/幸福はサンゴ礁のはてに』(1972年3月5日)
『道/おやすみ愛の日』(1972年5月25日)
『ロバに乗って/真夜中の子守唄』(1973年9月25日)
『美わしの琉球/宮古島夜曲』(1974年1月25日)
<アルバム>
『川は流れる-仲宗根美樹のうた-』(1961年12月1日)
1.川は流れる/2.二人でスク・スク/3.夢でござんす三度笠/4.愛に生きる/5.雨の花園/6.わたしは炎/7.ヤーナ子ね/8.悲しいラブ・コール
『仲宗根美樹の「17才」』(1962年6月1日)
1.雷ロック/2.ひとりぼっち/3.好きな子ができちゃった/4.おとなは嫌い/5.あこがれは空の涯て/6.どうして? どうして?/7.泣いちゃいけなくなるんだナ/8.大人には判らない
『恋のムードで』(1963年4月1日)
1.枯葉/2.ブルー・ムーン/3.わが心君に許さば/4.バラのいれずみ/5.恋の気分で/6.霧のロンドン・ブリッジ/7.ユー・ビロング・トゥ・ミー/8.ジャニー・ギター
『仲宗根美樹の民謡ハイライツ』(1963年7月10日)
1.阿里屋ユンタ/2.西武門節/3.汀間とう/4.ちんさぐの花/5.永良部百合の花/6.鳩間節/7.白浜節/8.谷茶前節
『東洋 歌の旅』(1964年6月20日)
1.祇園小唄/2.島原地方の子守唄/3.阿里屋ユンタ/4.谷茶前節/5.鳩間節/6.アリラン/7.トラジ/8.草原情歌/9.まつり花/10.サピリモ/11.トラン・ブーラン/12.かわいいあの娘/13.私を叱らないでママ/14.ブンガワンソロ
『仲宗根美樹 南国の民謡』(1965年6月10日)
1.阿里屋ユンタ/2.永良部百合の花/3.刈干切唄/4.白浜節/5.農村小唄/6.谷茶前節/7.ちんさぐの花/8.鹿児島小原節/9.汀間とう/10.鳩間節/11.岳の新太郎さん/12.西武門節
『沖縄は帰って来た』(1971年9月20日)
1.パラダイスうるま島/2.なんた浜/3.ヨナ国の子猫/4.ちんぬくじゅうしい/5.ひめゆりの唄/6.あがろうざ節/7.通い船/8.だんじゅかりゆし/9.愛の雨傘/10.ヨー・チルちゃん/11.わらべうたメドレー(じんじん~月の美しや~花の風車)/12.国頭サバクイ/13.あらゆり小唄/14.永良部百合の花/15.阿里屋結歌/16.ちんさぐの花/17.谷茶前節/18.鳩間節/19.汀間とう/20.白浜節/21.アダンの島/22.西武門節/23.名護音頭/24.農村小唄/25.奄美恋しや/26.私のふるさと/27.月夜の海/28.川は流れる
『川は流れる ~仲宗根美樹のうたごえ歌謡~』(1971年11月25日)
1.川は流れる/2.山のロザリア/3.灯/4.北上夜曲/5.学生時代/6.ユキコの灯/7.忘れな草をあなたに/8.北帰行/9.真白き富士の嶺/10.かあさんの歌/11.一週間/12.もずが枯木で
『仲宗根美樹ベストアルバム “川は流れる”』(1974年3月10日)
1.川は流れる/2.ユキコの灯/3.ドリーム・ファイブ/4.恋しくて/5.ロマーナ/6.ロバに乗って/7.奄美恋しや/8.美わしの琉球/9.ハイビスカス/10.宮古島夜曲/11.ハイサイおじさん/12.ちんぬくじゅうしい/13.ヨー・チルちゃん/14.ひめゆりの唄